ガーゼ

大人になっても少女で痛いの

死の身

最近わかったことだけど、結婚相手は自分のことを好きなわたしが好きだから、今のわたしはこうなったのだと思った。わたしには肉体しか無く、精神は勿論無い。感情は悲しさしかなく、さみしいと感じたことが無い。悪いけれど責任も無い。
わたしは幾らでも自分など殺せる。
そういえば、昔、そうゆう漫画を描いた。沢山の死んで行ったわたしの弔いの。わたしには自分が死んだことがわかる。わたしにはスティグマがある。今日、原宿に行って思い出した。わたしは此処でわたしに死んだ印をつけた。全てに決別し、 誰とも分かり合えない覚悟を決めた。忘れてしまってたね。沢山の死んだわたしの記憶があって、拾っては、また捨てる。わたしはわたしを必要でない。心はもうとっくに居ないから。昔の病院の先生はそれを言いたかったのかもしれない。
所詮の容れ物。ただの身体。
やっぱりわたしはどこにも居なかった。死んでいた。