ガーゼ

大人になっても少女で痛いの

嫉妬

それがどうであれ、愛が尊くて核は悪と、同じものであるのに
愛こそが戦争の発端であるというのに
信じない、愛さない、平和で居るために
どうかわたしの心が強くあって欲しい
ひとりきりで、生きていけるように

わたしはまだ地獄の中にいる
過去の自分を癒してやれない限りずっと
激しく妬むこと、悔しくて泣くこと
囚われている訳ではなく、それ自体が自身だ
わたしはわたしの中の一番強い感情にしか気づいてやれない
わたしが嫉妬するのは自分自身しかいない
それ以外は全てが関係のないものとなる
薄っぺらい表層をぐるぐると巻いて
わたしは身体から離れてしまう
全ては他人事だ
わたしすら、どこにもいない
過去の自分があんなに妬むもんだから
わたしなんて死んでしまえばいいね