ガーゼ

大人になっても少女で痛いの

スーパーポジティブ

わたしのセックスはアートであると最初から決まってた。

こんなにもポジティブに実は捉えている。実際は死ぬほど卑屈でめちゃくちゃに暗そうなイメージが付いているわたしのくせに。
ほんとは死ぬほど野心家だし、未だに一発逆転を狙ってるんだと思うとちょっとゾッとするというか、んなことあるかいってなります。自分自身には希望を持たないくせに自分の能力みたいなものに絶対の自信があって、例えば自分の描いたもの作るものにアレコレ言われんのが大嫌いで、天才だと思っていて、それがわかんないやつは凡庸でクソつまんない奴だとかいつも思って生きている。

大富豪が死ぬ程得意で、いつだって勝つ自信があったりする。

ただ自分を殺すために平気でセックスできる訳じゃない。それで作る作品が良くなるなら幾らでもそんなことしてやるよ。と思う。

みんなは「可哀想に、傷ついている事がわかってないんだね」と言うけども、わたしはそんな事で生きづらさを感じたことなんて実はないんだから誤解でしかないのかもね。
全部の経験を糧にしてゆく作業を繰り返す。嫌だった過去を思い出して悔しがる。そうやって消化している。自分のことを捨てていかなきゃ作りたいものなんて作れるはずがない。身体の中に居ることが窮屈でしょうがない。今でも。